破壊

子供の授業参観日でした。

上の子(小学校4年生)は広汎性発達障害。

いろいろケアを入れながらの普通クラスに通っています。

知能検査なんかをやると、1歳~2歳程度の知的遅延が見られるらしい。

感情のコントロールの出来ないタイプなので、自分の気持ちのスイッチが切れてしまうと、フリーズ・・・そして泣き出してしまいます。

まあ、外向きに暴力が向かないだけマシなのかもしれませんが、そんな状態なのである。

 

親が学校に来る参観日は嫌いではないらしい。

最初のうちは一生懸命やっていたのだが、クラスの人にひとこと傷つくことを言われて、完全にブレイクダウンしてしまいました。

授業のはじめから泣き出してしまい、そのまま外に強制連行されてしまいました。

子供を責めることも出来ませんからね・・・30分くらい外で二人で話をしていました。

かみさんは、まあまた始まった仕方ないと下の子の参観の方に行きました。

 

子供の将来を悲観して、心中する家族がいますが・・・

こういう家庭にいると、気持ちがわかるのです。

未来を期待できませんしね。将来の不安視か無い。

独り立ちして生きていけるのだろうか?という解決することのない漠然とした悩みが頭の中をずっともやもやとしてしまう。

現実を見ることを避け、仕事に逃げる父親というところなのでしょう。

 

さて、私の幼少時代・少年時代もほめられたものでは無く、自分の意見を素直に他人に伝えることが出来ませんでした。

これは今でも引きずっているとは思いますが、自分はこうしたいということが伝えられないのです。

上の子をみているとそんな馬鹿なところまでに無くても良いのになと思えてしまいます。

私の少年時代は、いつまで小学校で小便を漏らしていたかなあ。

うちの子はそれは無いんだからマシなんだよな。

母親はひっぱたいてまで学校に無理矢理行かせましたし、家にいる方が私にはつらかったのですが、社会に曲がりなりにも適応できているのは、母親のおかげなんでしょう。

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